ダウンタイムって実際どれくらい?術後のリアルな経過報告

2025/04/14
  • コラム

植毛手術を受けるにあたって、多くの人が気になるのが
「仕事はいつからできる?」
「見た目はどのくらいで自然になる?」といったダウンタイムの実際です。

今回は、術後の一般的な経過を1日目〜6か月後までのリアルな流れで解説します。


【術後1日目〜3日目】腫れ・赤みがピークに

  • 移植部位が赤く腫れ、かさぶたも形成される
  • おでこやまぶたが腫れることもある
  • 痛み止めや冷却でケアが必要
  • この期間は仕事や外出を避けることが推奨される

見た目:明らかに「何かした」と分かる状態
ポイント:3日間はなるべく仰向けで寝る、頭をこすらない


【術後4日目〜7日目】かさぶたが取れ始める

  • 赤みはやや引いてくる
  • 軽く洗髪できるようになる
  • かさぶたがポロポロ落ちてくる

見た目:帽子などで隠せば外出も可能
ポイント:無理にかさぶたを剥がさないこと


【術後2週目〜1か月】ショックロス(脱毛)期

  • 移植した毛が一旦抜け落ちる現象(ショックロス)が発生
  • 不安になるが、これは正常な反応
  • ドナー部位(後頭部など)の赤みや違和感も軽減

見た目:生え際がスカスカに感じる
ポイント:新しい毛はここから再スタートする


【術後2か月〜3か月】見た目の変化がほぼナシ

  • 毛はまだ伸び始めていない時期
  • 見た目の変化が乏しいため、焦る人も多い
  • ただし、頭皮の内側では毛根が定着&再生中

見た目:変化が少なく不安になる時期
ポイント:この時期は耐えるしかない


【術後4か月〜6か月】発毛が始まる

  • 少しずつ新しい毛が生えてくる
  • 最初は細くて柔らかい毛だが、徐々に太くしっかりしてくる
  • ドナー部位の違和感もほぼゼロになる

見た目:自然にボリュームアップしてくる
ポイント:育毛剤や生活習慣改善が効果的な時期


植毛後のダウンタイムまとめ(目安)

時期状態見た目社会復帰の目安
術後1〜3日赤み・腫れ・かさぶた目立つ自宅で静養
術後4〜7日洗髪可能・かさぶたが取れるやや目立つ在宅ワーク可
術後2週〜1か月ショックロス発生スカスカ感あり通常出勤可
術後2〜3か月見た目の変化なし変化乏しい全く問題なし
術後4〜6か月発毛開始徐々に自然な印象に見た目も安心

まとめ

植毛手術後のダウンタイムは1週間で外出可・1か月で安定
そして4〜6か月で発毛スタートというのが一般的な流れです。

ただし、体質や施術方法(FUE/FUT)によって個人差があるため、
不安な点は、必ずクリニックに相談することが大切です。